経営・挑戦
田沼代表インタビュー「創業当時は“火の車”」(後編)
創業融資で得られた額が想像以上に小さく、資金繰りに追い詰められた田沼代表(前編参照)。そんな逆境をどうして乗り越えることができたのか。後編では、その根源にある思いを深掘りします。
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――金融機関の協力もあって、何とか資金繰りの危機は脱することができたということですね。
田沼 はい。ただ、「資金繰り」以外にも問題は無数にありました。想定していた企業様とお取引出来ないといったことも販売仕入共にありましたし、申請ごとや事務手続きなども含め、「会社を営む」という初めての経験自体に様々な困難がありました。
――起業して会社を経営すること自体、未知の困難ばかりだったと。会社員時代に戻りたいとは思わなかったですか。
田沼 やはり「モノづくり業界」への強い思いがあったからこそ、踏ん張ることができたのかなと思います。前職時代に見てきた後継者不足による廃業や、それによって困り果てる周辺の町工場。そんな人たちのためになる仕事がしたい、そしてこの国の素晴らしいモノづくりの技術をできるだけ多く次世代につなげたい。そんな創業時の思いを叶えるには、たかが数か月でへこたれている場合ではないと。私が実現しようとしている「モノづくりのDNAをつなぐ」という使命が生半可なものではないことは、私自身重々理解しているつもりです。
たしかに、自分の都合だけを考えていたら、またどこかの会社に就職することだって考えられました。しかしそう簡単に逃げてしまっては、大義を実現することは一生叶わないということも、何となくわかっていたのだと思います。後継者不足に悩まれていた2つの企業の事業を引き継がせていただいた今、「あの時踏ん張って本当に良かった」と改めて思います。同時に、そのような企業の力になるためには、まずは自分の会社の基盤を安定させる必要があるのだという、大きな学びにもなりました。
――創業当初は、田沼代表一人だったわけではなく、社員も抱えていたのですか。
田沼 実は私には、創業期を共にしてきた2人の仲間がいます。もともとは会社員としてバリバリ活躍していた2人ですが、私の思いに共鳴してくれて、創業直後に仲間として加わってくれました。時に寄り添い、時に私とは異なる意見を寄せ、苦楽を共にしてきた彼らの存在なくしてエクシードの成長は考えられませんでした。
「同じ仕事でも、社長とじゃなかったらここまでやってられませんよ」
そう笑ってくれる仲間がいることを幸せに感じます。それと同時に、事業が拡大するにつれてこれから従業員が増えていっても、一人ひとりがこうした“仲間意識”を持ってくれるような会社にしていかなければならないと、強く思います。モノづくりのDNAを次世代につないでいくのは、「人」に他ならないわけですから。
※企画・編集=合同会社エクシード広報室
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根源にあった「モノづくり業界」への思い
――金融機関の協力もあって、何とか資金繰りの危機は脱することができたということですね。
田沼 はい。ただ、「資金繰り」以外にも問題は無数にありました。想定していた企業様とお取引出来ないといったことも販売仕入共にありましたし、申請ごとや事務手続きなども含め、「会社を営む」という初めての経験自体に様々な困難がありました。
――起業して会社を経営すること自体、未知の困難ばかりだったと。会社員時代に戻りたいとは思わなかったですか。
田沼 やはり「モノづくり業界」への強い思いがあったからこそ、踏ん張ることができたのかなと思います。前職時代に見てきた後継者不足による廃業や、それによって困り果てる周辺の町工場。そんな人たちのためになる仕事がしたい、そしてこの国の素晴らしいモノづくりの技術をできるだけ多く次世代につなげたい。そんな創業時の思いを叶えるには、たかが数か月でへこたれている場合ではないと。私が実現しようとしている「モノづくりのDNAをつなぐ」という使命が生半可なものではないことは、私自身重々理解しているつもりです。
たしかに、自分の都合だけを考えていたら、またどこかの会社に就職することだって考えられました。しかしそう簡単に逃げてしまっては、大義を実現することは一生叶わないということも、何となくわかっていたのだと思います。後継者不足に悩まれていた2つの企業の事業を引き継がせていただいた今、「あの時踏ん張って本当に良かった」と改めて思います。同時に、そのような企業の力になるためには、まずは自分の会社の基盤を安定させる必要があるのだという、大きな学びにもなりました。
2人の仲間
――創業当初は、田沼代表一人だったわけではなく、社員も抱えていたのですか。
田沼 実は私には、創業期を共にしてきた2人の仲間がいます。もともとは会社員としてバリバリ活躍していた2人ですが、私の思いに共鳴してくれて、創業直後に仲間として加わってくれました。時に寄り添い、時に私とは異なる意見を寄せ、苦楽を共にしてきた彼らの存在なくしてエクシードの成長は考えられませんでした。
「同じ仕事でも、社長とじゃなかったらここまでやってられませんよ」
そう笑ってくれる仲間がいることを幸せに感じます。それと同時に、事業が拡大するにつれてこれから従業員が増えていっても、一人ひとりがこうした“仲間意識”を持ってくれるような会社にしていかなければならないと、強く思います。モノづくりのDNAを次世代につないでいくのは、「人」に他ならないわけですから。
※企画・編集=合同会社エクシード広報室





